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あえて小さなお店にお金を落とすという考え方

2022/06/18

最近小林正観さんの本をよく読んでいます。

小林正観さんをご存じない方の為に簡単に説明しますと、小林正観さんは「トイレを掃除」や「ありがとうと言う」事で開運する事を伝えていらっしゃる方で、もうお亡くなりになられていますが、いまだにファンは多く、沢山の書籍がAmazonでも売られています。

 

私もファイナンシャルプランナーとして、お金に困らない生活を送る方法を研究している物の一人ですが、

「お金」という単語がタイトルについた本を良く読みます。

先日小林正観さんの「楽しく上手にお金とつきあう」というご著書に、とても興味深いことが書いてあったので、ご紹介したいと思います。

 

「楽しく上手にお金とつきあう」という本に

「たそがれたラーメン屋さんでお金を使う」という章があります。

 

小林正観さんは全然お客さんが入っていないたそがれたラーメン屋さんに好んで入るそうです。

何故かというと、一日1000人の客が入るラーメン屋さんにとって、私の払った650円は価値でいうと千分の一、

ところが一日10人の客しか入らないような流行らないラーメン屋さんにとっては同じ650円が十分の一の重みをもつからだそうです。

こちらの方が、私のお金はより喜ばれるわけで、喜ばれ方が全然違うという理由からだそうです。

役に立つお金というのは、「いかにお金に喜んでもらえるか」という事でもあるのだそうです。

 

この本を本で、息子が3歳ぐらいの時のことを思い出しました。

息子と、お昼を食べに入った不二家のレストランでのこと。今では、不二家のレストランはだいぶ減りましたが、以前は、小規模の不二家レストランを時々見かけました。一階が不二家のケーキ屋さんで、二階がレストランになっているタイプの店舗です。

 

1997年ごろの事だと思います。不二家のレストランに入ったら私と息子しかお客さんがいませんでした。おじいさんが一人でお店をやっていました。まだ小さかった息子は子供なりに、このお店は流行っていないなーーお客さんが僕とお母さんしかいないなーと思ったのでしょう。

食べ終わってお会計をしてお店から出てきたときに開口一番息子が言った言葉は、

「あのおじいさん、僕たちが食べに行ってきっと喜んだだろうね」という言葉でした。

 

大人とは違った見方で物事を見ているのだなーーと、小さな息子から学ばされました。

 

それから、もうずいぶん前の事ですが、

私はスナックでちょこっとだけアルバイトしていた頃があり、その頃のお話です。

スナックのかきいれ時は、他のお店で飲んできてそのあと二次会などでくるお客様が多いため23時以降なのですが、お店は一応20時から開けているので、ほとんどお客様がいらっしゃらない20時から3時間ほど店番のアルバイトをしていた頃、いつも20時ごろふらっといらしてカウンターで一人飲むお客様がおっしゃったことがとても印象的でした。

 

そのお客様は、チェーン店の飲み屋にはなるべくいかないようにして、ここのスナックのような個人店のお店にお金を払うようにしているのだそうです。

同じ市内に住み、この街に税金を払うのだから、この街で商売をしている個人店の売り上げに貢献するために自分はお金を払いたいとおっしゃっていました。

 

行列の店、チェーン店の店にはそれなりの話題性や良さもありますが、

私は、小林正観さんやスナックのお客様の影響で、あえて小さな喫茶店でランチを食べたりします。

 

案外、昔ながらの手作りナポリタンがおいしかったりして、ファミレスの一律の味と違って、新しい発見もあるものです。

 

息子の小さいころの話に戻りますが、

保育園の送り迎えに、運転免許を持っていない私はいつもママチャリで奔走していました。

保育園の送り迎えの通り道にある個人店の小さなハンバーグ屋さんの前を通ると、

息子がちらっとのぞき込んで、「今日もお客さんがいないね~」と心配したり、「今日はお客さんが入ってるね良かったね」と言うのです。そんなことを気にかけているのだな・・とその頃は思いましたが、

そのお店は夫が子供の頃からあるようなので、もう50年以上つぶれずに営業を続けているのだと思います。

見たところ、店舗の奥がお住いのようですし、コロナ禍だから家賃がはらえないなどという心配もなさそうですし、

地元のお客様に愛されて長年続けていらっしゃるのだと思います。

 

小林正観さんの本の「さびれたラーメン屋さん」のくだりを読んで、例の小さなハンバーグ屋さんの事を思い出しました。おそらく、まだ営業を続けていると思うので、今度、そこのハンバーグを食べに行ってみようと思ったのでした。

 

 

 

 

 

 

 

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