- トップページ
- >
- 家計の節約術
節約といえば、食費や光熱費?
支出は2種類に分けられます。 基本的に毎月の支払額が変わらない「固定費」 と、 使い方によって支払額が変わる 「変動費」です。
とかく節約の対象となりやすいのは、食費や交際費、 水道光熱費といった変動費です。
ただ、毎月支払額が変わる変動費を意識し、節約を継続できる人は一体どのくらいいるでしょうか?
目先のできることから始めてみることも大切なこ とですが、 もっと効率的で効果が継続しやすい支出削減方法はないのでしょうか。
実は、もっと長続きしやすく、効果の高い節約方法が他にあるのです。
固定費は本当に減らせないのか
「固定費」は、毎月毎月、当たり前のように同じ金額を淡々と支払っているものです。
決まりきった支払額は変えられない、減らせないと思い込んでいませんか。
家賃や住宅ローンといった住居費、生命保険料や新聞代などの固定費の中には、「最低限支払わないといけない」というものもあります。
外で野宿するわけにもいきませんから、住居費は払わなければなりません。でも、生命保険料や通信料などは、なくても何とかなるものです。
いくら節約をがんばっても、貯金もできず、生活の楽しみもないことが長続きしない原因とも言えます
全てなくさなくても、減らすことはできるはずです。
・今入っている生命保険をチェックして、ムダがあれば保障を減らすか、他にもっと保険料の安い生命保険があれば入り直す
・通信費なら、十分に使っていないネット等など、無駄な契約がないかを点検する
・帰って寝るだけの部屋なら、もっと安い家賃のところへ引っ越しをする
など実は、固定費というのは、“無駄で十分すぎる契約が多い”ものなのです。
多くの家計を診ていると、ここを直せばいいのに!と感じる固定費があります。
あくまでも主観ではありますが、以下にワースト10を紹介しましょう。
固定費削減のコツは?
-
家賃
独り暮らしには広すぎる、立派過ぎるなど、身の丈に合わない高額な家賃のところに住んではいませんか。
家賃が収入の30%を超えている場合は、引っ越しも検討してみてはいかがでしょうか。 -
住宅ローン
金利の高い時代の住宅ローンは、借り換えを考えるのもよいでしょう。
借り換えには手数料がかかるため、コストをかけても借り換えたほうが得かどうか、よく調べる必要はあります。
面倒ではありますが、見直せば大きな効果を得られる場合があります。 -
生命保険
セールスマン・セールスレディの言いなりで加入していませんか?私には本当にこんな充実した保障がいるの?と疑ってみることです。
充実した保障を備えていれば安心かもしれませんが、その前に目の前の生活を堅実に過ごす必要性のほうが高かったりもします。
昔に加入した保険は、今の自分に必要な保障内容でない場合もあります。
これを機に見直すのをおすすめします。 -
通信費
通信費も固定費と考えてよいでしょう。
契約内容を見直して、基本料金や使い方を意識してみてください。
「インターネット代が不要に高い」「携帯電話を2個以上持っている」「契約プランの見直しをしたことがない」
こういう人は使い方や契約内容を見直すと数千円の効果が出ることもあります。